お題に合わせたショートホラーを作るOpenAI「Micro horror story creator」を試してみた – 日本一詳しいOpenAI入門

Microsoft Ignite 2021の基調講演で発表された「Azure OpenAI Service」。公式ページにある通りOpenAIでOpenAI APIを発行してもらったのでExpamplesにある49個のアプリから「Micro horror story creator」をPythonから実行して試行錯誤します。 

 

OpenAIのExpamplesにあるMicro horror story creatorとは 

公式の説明ではCreates two to three sentence short horror stories from a topic input.」とあり、“お題の入力から2~3文のショートホラーストーリーを作成。”となります。 

 

公式のタグではTransformation」「Generation」「Translationの3つが付与されています。 

プログラムを見るとエンジンは「davinciとなっています。  

サンプルコードでは1行目に「Topic: Breakfastトピック 朝食)」となっており、いきなりトピックから入力します。 

 

 

早速使ってみた 

公式にあるコードを参考に、好きな文章を入れられるように str という変数に会話を入れて実行できるようにします。 

 

 

 

お題に沿った2文ホラーを返してくれる。 

サンプルでは

「お題:朝食 

2文ホラー:シリアルにミルクをかけると、いつも泣きやむんです。ただ、牛乳パックに自分の顔を映さないようにしないとね。

1つ目のお題への回答例を教師データとして「お題:風」への2文ホラーを聞いています。 

 

実行すると

The man said, “I’m sorry; it was an accident.” 男は言った、”申し訳ない、事故だったんだ”。 

I wanted to believe him, but I couldn’t.私は彼を信じたかったが、信じることができなかった。

と返ってきました。 

 

他にも 

  • 道を歩いていたら、風船を持った小さな子供を見かけました。とてもかわいかった。私はその子のそばに行って一緒に遊びたかったのですが、その子は歩くのがとても速かったんです。彼は何度も振り返っては私を見つめ、風船を指差して上下に跳ねさせていました。 
  • 砂漠の中に立っていると、風が私のシャツを吹き付けていることに気づきました。涼しいと感じたので、シャツを脱いでその場で走り始めました。数分後、風はただ吹いているのではないことに気づきました。風が私を押し返しているのです。 

のように更新するたびに新しいショートホラーを返してくれます。 

短すぎるので、怖いのかを判断できないものもありますが、お題に関する内容を返してくれます。むしろ、風に関して2文のショートホラーを考えてくれと言われても自信がありません。 

 

 

他のお題でやってみる 

  • キノコ vs タケノコ戦争
    庭のキノコを駆除しようとしたのですが、どうしても撃てなかったんです。あまりにかわいかったので。 
  • 君のような勘のいいガキは嫌いだよ(鋼の錬金術師の有名なセリフ)
    ベビーベッドから出る方法を考えるほど賢い子供の話を聞いたことがあります。そこまで賢いとは思えません。危険を冒すことができないんだ 。

 

なかなか面白い内容が返ってきますね。どんなお題でもホラー風に返してくれるのがすごいです。 

 

どんなときに使えるのか? 

今回のアプリでは、ホラーですがジョークや泣かせる話なんかも出来そうです。それどころか、サンプルにある程度長い文章を準備すれば、○○作家風の新作ショートストーリーなんかも作れそうですね。 

特に1から文章を考えることはとても大変ですが、どんどんアイディアを出してくれるのがすごいですね。こういった新しい文章やアイディアを創造するという内容もこれからどんどんAIがやっていくことになりそうですね。