Azure Storageについて~概要編~

今回はAzureのクラウドストレージの「Azure Storage」の概要についてご案内していきます。
Azure Storageは、標準ストレージと現在プレビュー状態のPremium Storageというものがあります。
今回は標準ストレージのみご案内していきます。

標準ストレージは以下にように保存するデータ種別によって分かれております。

図1

※ZRS の使用は、現在、ブロック BLOB に限られます。

Azure Storageの冗長性について

Azure Storageは、以下の冗長性を高める仕組みを選択することができます。

① LRS:データのコピーが 3 つ保持されます。LRS は、1つのリージョンの1つの施設内で 3 回複製されます。
② ZRS:データのコピーが3つ保持されます。ZRS は、1つまたは2つのリージョン内の2~3つの施設で 3 回複製され、LRS よりも高い持続性を実現します。
③ GRS:、データのコピーが6つ保持されます。GRS を使用すると、データがプライマリ リージョン内で 3 回複製され、プライマリ リージョンから数百マイル離れたセカンダリ リージョンでも 3 回複製されます。そのため、最も優れたレベルの持続性が実現されます。

Azure Storageの料金について

Azure Storageの料金については以下になります。
※詳細な料金表は公式ページをご確認お願い致します。
http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/storage/

  STORAGE 容量 LRS ZRS GRS RA-GRS
ブロックBLOB 最初の 1 TB/月 \2.45 (GB あたり) \3.06 (GB あたり) \4.90 (GB あたり) \6.23 (GB あたり)
ページBLOB 最初の 1 TB/月 \5.10 (GB あたり) \9.69 (GB あたり)   \12.24 (GB あたり)
Table 最初の 1 TB/月 \7.14 (GB あたり) \9.69 (GB あたり)   \12.24 (GB あたり)
Queue
Files (プレビュー)   ¥4.08 (GB あたり)   ¥5.10 (GB あたり)  

いかがでしたでしょうか?
次回はAzure Storageの注意事項や他サービスとの比較等についてご案内させて頂きたいと思います。

次回もお楽しみに!!


Azure Backupを知ろう!

今回はAzureのバックアップサービス「Azure Backup」についてご紹介したいと思います。

Azure Backupとは

Azure Backupは、オンプレミスのサーバや、Azure上の仮想マシンに対応したクラウドベースの自動バックアップサービスです。

バックアップ対象のサーバにはAzureから提供されているエージェントを利用することでバックアップスケジュールの設定を簡易的に実施することができます。
従来のディスクドライブやテープドライブの代わりにWindows Azure環境にバックアップすることができ、DR対策に最適なサービスとなっております。

また、System Center 2012 R2 Data Protection Managerにも対応しています。

バックアップ可能な対象サーバ

対象OS/SWは、以下となります。

Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012 R2 Essentials
Windows Server 2012
Windows Server 2012 Essentials
System Center 2012 Data Protection Manager
Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
Windows Server 2008 R2 Essentials Service Pack 1
System Center 2012 R2 Data Protection Manager

機能

・Azure上のストレージ上にオフサイトデータバックアップ
・バックアップデータの自動的な暗号化
・差分バックアップ
・Windows Server Backup等の標準ツールと統合
・帯域制御
・現時点で最大 120 件の回復ポイントを保存

料金

Azure Backupはデータ保存容量に応じた従量課金となります。

1 GB あたり ¥20.40/月

注意事項等

Azure Backupは、ベアメタル回復、システム状態のバックアップを行うことができません。
あくまで「データ」のバックアップになります。

いかがでしたでしょうか。

今回は触りの触りの部分をご紹介致しました。
今までSWのコストやバックアップの運用管理コスト等が増加している場合に活用できるサービスではないかと思います。

次回もお楽しみに!!


AzureとAWSのサービス比較

前回のAzureサービス一覧に続き、今回もAzureのサービスについてご紹介していきたいと思います。

今回はAWS(AmazonWebServices)とのサービス比較ということで、Azureにあって、AWSにないもの、AWSにあって、Azureにないものといった観点でご紹介できればと思います。

なお、AWS、Azureともにものすごいスピードでサービスがリリースされておりますので、
最新の状況はそれぞれの公式サイトをご参照ください。
AWS公式サイト
Azure公式サイト

AzureにあってAWSにないサービス

○Websites
Web アプリケーションを迅速に展開可能なPaaSサービス

○Media Services
主要なデバイスに対してオンデマンドのビデオ配信

○Site Recovery
オンプレミス-Azure間のレプリケーションの保護、仮想マシンの回復サービスを提供

○Batch
タスクを実行する多数の仮想マシンのプロビジョニングと管理が可能

○Machine Learning
機械学習の基盤構築と基本的なアルゴリズムの提供

AWSにあってAzureにないサービス

○Amazon Route 53
AWSが提供するSLA100%のDNSサービス

○Redshift
クラウド型のDWH(データウェアハウス)サービス

○Amazon SES
メール送信サービス

○Amazon WorkSpaces
1ユーザ、1ヶ月から利用可能な初期費用無料の仮想デスクトップサービス

○Amazon Zocalo
ファイル共有サービス

いかがでしたでしょうか。

AWSの昨年11月に発表された新サービスは本記事には含んでおりません。
また、微妙な部分でもう少し差異があるかもしれませんが、現時点で主な点としては上記かと思われます。ご指摘事項等あれば是非ともフィードバックお願い致します!

次回もお楽しみに!!


Azureサービス一覧

今回は、まずは基本的なところ、Microsoft Azureにはどんなサービスがあるのか?そんな疑問にお答えするために現時点のAzureのサービス一覧をご紹介していきます。

ただし、Azureはすごい勢いでサービスが追加されているので、最新サービスについては公式サイトをご確認ください。

■コンピューティング

○Virtual Machines
Windows と Linux が利用できる仮想サーバ

○Cloud Services
バッチプログラムやWebアプリケーションの実行環境を提供するサービス

○Batch
タスクを実行する多数の仮想マシンのプロビジョニングと管理が可能

○Scheduler
単純または複雑な定期的スケジュールでジョブを実行

○RemoteApp
を配備しておき、さまざまなデバイスから「Windows」アプリにアクセスできるようになるサービス

■Web とモバイル

○Websites
Web アプリケーションを迅速に展開可能なPaaSサービス

○Mobile Services
モバイルアプリ開発のためのサービスで様々なSDKを用意

○API 管理
作成したWeb APIを管理するためのサービスだ。APIの公開の手助けや、レート制限/クォータ、モニタリング/分析などの機能がある

○Notification Hubs
任意のバックエンドから任意のモバイル プラットフォームにモバイル プッシュ通知を送信できるようにするためのインフラ

■Data と Storage

○SQL Database
サービスとして管理されたSQL データベース

○DocumentDB
サービスとして管理されたNoSQLデータベース

○Redis Cache
サービスとして管理されたRedis Cacheエンジン

○ストレージ
耐久性があり、スケーラブルなクラウド ストレージ

○StorSimple
Azureのストレージと簡単に連携するiSCSIストレージ

○Azure Search
日本語に対応した全文検索エンジンサービス

■分析

○HDInsight
プロビジョニング管理された Hadoop クラスター

○Machine Learning
機械学習の基盤構築と基本的なアルゴリズムの提供

○Stream Analytics
リアルタイム ストリーム処理

○Data Factory
データの保管、処理、移行を行うサービス

○Event Hubs
1 秒間に何百万ものイベントを取り込み、保持、および処理

■ネットワーク

○Virtual Network
オンプレミス環境とAzureをVPN接続可能なサービス

○ExpressRoute
Azure への専用プライベートネットワーク接続

○Traffic Manager
着信トラフィックを複数のサービス、データセンターに負荷分散

■Storage と Backup

○Backup
サーバー バックアップ サービス

○Site Recovery
オンプレミス-Azure間のレプリケーションの保護、仮想マシンの回復サービスを提供

■メディアと CDN

○Media Services
主要なデバイスに対してオンデマンドのビデオ配信

○CDN
グローバル データ センターの信頼性の高いネットワークを介してコンテンツをエンド ユーザーに配信

■ハイブリッド統合

○BizTalk Services
クラウドでEDIとEAIの統合が可能

○Service Bus
メッセージ通信を使用して複数のシステムを連携

■ID 管理とアクセス管理

○Active Directory
オンプレミスのディレクトリを同期してシングル サインオンを可能にする

○Multi-Factor Authentication
高度な認証により、データとアプリへのアクセスを保護

いかがでしたでしょうか。

Azureは更新も頻繁に行わているので、今後もどんどん新しいサービスがリリースされると思います。他のクラウドサービスにはない新しいサービスのリリースとかも期待できますね。

次回もお楽しみに!!