Azure仮想マシンv3シリーズの情報まとめ!
■はじめに
Microsoft Azureで提供されるAzure仮想マシンにおいて汎用的なタイプとされる「D」シリーズに、第三世代となる「Dv3」が追加され提供が開始されました。それとタイミングを同じくして、汎用型のDシリーズと比較してメモリを重視した「E」シリーズが「Ev3」としてAzure仮想マシンの選択肢として発表されました。この記事では各タイプの特徴や価格についての比較をまとめていきます!
※現時点(2017年7月25日)では、Dv3/Ev3シリーズは日本リージョンでは提供は行われておりません。「米国東部」「米国東部2」「米国西部2」「西ヨーロッパ」「東南アジア」のみで利用可能です。
■特徴
現在提供されているAzure仮想マシン(A,Dシリーズなど)はHaswellと称される2.4GHz Intel Xeon E5-2673 v3プロセッサが利用されたものが主流となっています。今回発表されたDv3、Ev3に関してはBroadwellと称されるIntel Xeon E5-2673 v4 プロセッサを利用したものとなっています。
そしてDv3とEv3の大きな特徴として仮想マシン上でHyper-Vを使用できるNested Virtualizationが使用できる点があります。これはどういう機能かというとDv3とEv3のVMを利用した場合、VMの中でさらにHyper-V Hypervisorを追加出来ます。イメージとしては以下のようになります。
これによりパブリッククラウドであるAzure上でも物理マシン同様にHyper-V環境を作るのと大差なく使用できるようになります。様々なシナリオでより柔軟にパブリッククラウドが扱える用になりますね!
■価格について
価格については現行のものと比較して30%弱低く設定されています。それでいてなお性能は向上しています。以下に簡単な比較表を作成しました。Ev3シリーズに関してはD2シリーズのDv2シリーズのD11~14と比較しています。
■まとめ
いかがでしたでしょうか、仮想マシン上で仮想化環境を構築、Microsoftが目指すコンテナ型仮想化機能の実現がぐっと身近になった気がしますね!通常の仮想マシンとしても非常にコストパフォーマンスの良いファミリーになるので、東京リージョンで利用可能となるのが待ち遠しいです!
次回もお楽しみに!
HoloLens 公式チュートリアル Holograms 211 Gesture 4章
こんにちは。ナレコム繁松です。
今回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 211 Gestures 4章を進めていきたいと思います。
4章では音声認識をさせることにより、宇宙飛行士を好きなところに配置することが出来ます。
前回からの続きになるのでHolograms 211 Gestures 1章から始めてください。
Holograms 211 Gesture 4章 Navigation
まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
1. [Managers]を選択します。
2. [Inspector]内の[Add Component]をクリックします。
3. 検索画面が表示されるので[Astronaut]と入力し、[Astronaut Manager]をクリックで追加します。
[Assets]→[HoloToolkit-Gesture-211]→[Input]→[Prefabs]にある[PathingFeedback]を[Cursor Feedback]内の[Pathing Detected Assets]にドラッグアンドドロップで配置します。
[Assets]→[Scripts]にある[GestureAction]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
GestureAction.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[GestureAction.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
前回と同じようにビルドしHoloLensデバイスに展開します。
実行画面です。
カーソルを宇宙飛行士に合わせ、"Move Astronaut"と言います。
するとカーソルの周りの上下左右に矢印が表示されます。
宇宙飛行士を動かすことが出来るようになります。
HoloLens 公式チュートリアル Holograms 211 Gesture 3章
こんにちは。ナレコム繁松です。
今回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 211 Gestures 3章を進めていきたいと思います。
3章では手の位置がカメラの視界に入るように誘導する矢印を表示させていきます。
前回からの続きになるのでHolograms 211 Gestures 1章から始めてください。
Holograms 211 Gesture 3章 Navigation
まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
1. [Managers]を選択します。
2. [Inspector]内の[Add Component]をクリックします。
3. 検索画面が表示されるので[Hand Guidance]と入力し、[Hand Guidance]をクリックで追加します。
[Assets]→[HoloToolkit-Gesture-211]→[Input]→[Prefabs]にある[HandGuidanceFeedback]を[Hand Guidance]内の[Hand Guidance Indicator]にドラッグアンドドロップで配置します。
[CursorBillboard]を[Hand Guidance]内の[Indicator Parent]にドラッグアンドドロップで配置します。
前回と同じようにビルドしHoloLensデバイスに展開します。
これで手の位置を誘導する矢印が表示されます。
以上がHOLOLENS 公式チュートリアル HOLOGRAMS 211 Gesture 3章でした。
HoloLens 公式チュートリアル Holograms 211 Gesture 2章
こんにちは。ナレコム繁松です。
今回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 211 Gestures 2章を進めていきたいと思います。
2章では表示されている宇宙飛行士を回転させるように、設定していきます。
前回からの続きになるのでHolograms 211 Gestures 1章から始めてください。
Holograms 211 Gesture 2章 Navigation
まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-211]→[Input]→[Scripts]にある[HandsManager]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
HandsManager.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[HandsManager.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
[Assets]→[HoloToolkit-Gesture-211]→[Input]→[Prefabs]にある[ScrollFeedback]を[Cursor Feedback]内の[Scroll Detected Assets]にドラッグアンドドロップで配置します。
1. [Managers]を選択します。
2. [Inspector]内の[Add Component]をクリックします。
3. 検索画面が表示されるので[Gesture]と入力し、[Gesture Action]をクリックで追加します。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-211]→[Input]→[Scripts]にある[GestureManager]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
GestureManager.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[GestureManager.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
[Assets]→[Scripts]にある[GestureAction]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
GestureAction.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[GestureAction.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
前回と同じようにビルドしHoloLensデバイスに展開します。
実行画面です。
以上がHOLOLENS 公式チュートリアル HOLOGRAMS 211 Gesture 2章でした。
HoloLens 公式チュートリアル Holograms 211 Gesture 1章
こんにちは。ナレコム繁松です。
今回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 211 Gestures 1章 Hand detected feedbackを進めていきたいと思います。
Gesture 1章ではHoloLensが手を認識した時と認識していない時でカーソルの表示が変わるように設定していきます。
211を始める前にチュートリアル101と201を終わらせることが推奨されているので、まだの人は101、201から始めると良いです。
準備
ではまずこちらのファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルをすべて展開し、Unityを開きます。
Unityを開き、[Open]を選択します。
展開した[HolographicAcademy-Holograms-211-Gesture]→[Starting]を開き、[Model Explorer]を選択し[フォルダーの選択]をクリックします。
Unityが起動するので、[Assets]→[Scenes]内の[ModelExplorer]をダブルクリックで開きます。
画面左上の[File]→[Build Settings...]を開きます。
1. [Add Open Scenes]をクリックします。
2. [Windows Store]を選択します。選択後[Switch Platform]で変更することが出来ます。
3. SDKは[Universal 10]を選択します。
4. UMP Build Typeは[D3D]を選択します。
5. [Unity C# Projects]にチェックを入れます。
6. [Build]をクリックします。
新しいフォルダを作成し、フォルダ名は[App]に変更します。
作成した[App]フォルダを選択し、[フォルダーの選択]をクリックします。
ビルドが完了すると、[Model Explorer]のフォルダが開くので[App]内にある[ModelExplorer.sln]が作成されていれば完了です。
Holograms 211 Gestures 1章 Hand detected feedback
では211を進めていきたいと思います。
まずUnityに戻ります。
1. [Managers]を選択します。
2. [Inspector]内の[Add Component]をクリックします。
3. 検索画面が表示されるので[Hands]と入力し、[Hands Manager]をクリックで追加します。
1. [Cursor]を選択します。
2. [Inspector]内の[Add Component]をクリックします。
3. 検索画面が表示されるので[Cursor]と入力し、[Cursor Feedback]をクリックで追加します。
[Assets]→[Holotoolkit-Gesture-211]→[Prefabs]にある[HandDetecedFeedback]を[Cursor Feedback]内の[Hand Detected Assets]にドラッグアンドドロップで配置します。
[Cursor]内にある[CursorBillboard]を[Cursor Feedback]内の[Cursor Parent]にドラッグアンドドロップで配置します。
以上でUnityの設定が完了しました。
実行
設定が完了したら、実行していきます。
画面左上の[File]→[Build Settings...]を開きます。
同じ設定になっていることを確認し、[Build]をクリックします。
[App]のフォルダを選択し、[フォルダーの選択]をクリックします。
ビルドが完了するとエクスプローラーが開きます。
[App]内にある[ModelExplorer.sln]を開くとVisual Studioが起動します。
※[Model Explorer]内にも同じ名前のファイルがあるので注意してください。
- USBを使用し実行する場合
まず、PCとHoloLensデバイスをUSBで接続する必要があります。
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [Device]を選択します。
4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
- Wi-Fiを使用し実行する場合
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [リモートコンピューター]を選択します。
4. [アドレス]にHoloLensのIPアドレスを入力し、[認証モード]を[ユニバーサル]に設定し、[選択]をクリックでHoloLensと接続します。
5. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
- Emulatorを使用し実行する場合
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [HoloLens Emulator]を選択します。
4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
手を認識している場合の実行画面です。
手を認識していない場合の実行画面です。
以上がHOLOLENS 公式チュートリアル HOLOGRAMS 211 Gesture 1章でした。
初心者でもわかる!HoloLens 視線の表示 HoloToolkit
こんにちは。ナレコム繁松です。
今回はHoloToolkitを使用して、視線を表示させていきます。
HoloToolkitを使用することで初心者でも簡単に自分の視線を可視化することが出来ます!
HoloToolkit Gaze
HoloToolkitのパッケージ化が済んでない人は、
以前の記事からパッケージ化を行いましょう。
まず、Unityを開き新しいプロジェクトを作成していきます。
[File]から[Open Scenes]を選択します。
[HoloToolkit.unitypackage]を選択し開きます。
[Import]をクリックします。
インポートが完了すると上のメニューに[HoloToolkit]が追加されます。
[HoloToolkit]を開き[Configure]内の[Apply HoloLnes Scenes Settings]と[Apply HoloLens Project Settings]を実行します。
順番は1. [Apply HoloLens Project Settings]→2. [Apply HoloLnes Scenes Settings]の順に実行します。
[Apply HoloLens Project Settings]はUnityの再起動が必要です。
次に視線を追加していきます。
[Hierarchy]内で右クリックし[Create Empty]をクリックで配置します。
名前が[GameObject]ではわかりにくいので右クリックで[Rename]を選択し[Gaze]に変更します。
[Assets]→[HoloToolkit]→[Input]→[Scripts]→[Gaze]にある[GazeManager]をドラッグアンドドロップで[Gaze]に配置します。
[Assets]→[HoloToolkit]→[Input]→[Prefabs]→[Cursor]にある[Cursor]をドラッグアンドドロップで[Hierarchy]内に配置します。
3D Objectを配置し、確認してみましょう。
[Hierarchy]内を右クリックし、[3D Object]の[Cube]をクリックで配置します。
デフォルトの設定では、配置された位置がメインカメラとかぶっていて見えないことと、サイズが大きすぎるので変更します。
[Postion]の[Z 1]に変更しカメラの位置からずらします。
[Scale]はすべて[0.2]に変更します。
単位がメートルなので、0.2では一辺が20cmの正方形を表示することが出来ます。
Buildを行い、Visual Studio から実機にデバックし、実行してみましょう。
Buildの方法がわからない方は以前の記事を参考にしてください。
オブジェクトに当たっていない時の実行画面です。
オブジェクトに当たっている時の実行画面です。
以上がHoloToolkitを使用して、簡単に視線を表示させるでした。
次回はMicrosoft公式のチュートリアル211 Gestureを進めていきます。
お楽しみに!
HoloLens 公式チュートリアル Holograms 210 Gaze 5章 6章
こんにちは。ナレコム繁松です。
今回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 210 Gaze 5章 Billboadingと6章 Tag-Alongを進めていきたいと思います。
前回の続きからになるのでHolograms 210 Gaze 1章 Unityセットアップから初めて下さい。
Holograms 210 Gaze 5章ビルボード
まず、Unityに戻ります。
Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-210]→[Utilities]→[Scripts]内にある[Billboad]をドラッグアンドドロップで[AstroMan]に配置します。
[AstroMan]をクリックし[Inspector]に追加された[Billboad]内の[Pivot Axis]を[Y]に変更します。
前回と同じようにビルドしHoloLensデバイスに展開します。 ビルボードを実行すると、宇宙飛行士のホログラムが常にこちらを向くように方向転換をするようになります。
Holograms 210 Gaze 6章 Tag-Along
Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-210]→[Input]→[Scripts]内にある[GestureManager]をドラッグアンドドロップで[Manager]に配置します。
[Assets]→[Holograms]内にある[Tagalong]をクリックし[Inspector]の画面を表示させます。
[Tag]を開き[Add Tag...]をクリックします。 [Tags]の名前を[TagAlong]に変更します。
もう一度[Tagalong]をクリックし[Inspector]の画面を表示させ[Tags]が[TagAlong]になっていることを確認します。
[Assets]→[Scripts]内にある[Interactible]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
Interactible.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[Interactible.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
[Assets]→[Scripts]内にある[InteractibleAction]を[AstroMan]→[GEO_G]→[GEO_Center]内にある[ChestButton_Center]にドラッグアンドドロップで配置します。
[ChestButton_Center]をクリックし[Inspector]の画面を表示させます。
[Assets]→[Holograms]内にある[TagAlong]を、今開いた[Inspector]にある[InteractibleAction]内の[Object To Tag Along]にドラッグアンドドロップで配置します。
[Assets]→[Scripts]内にある[InteractibleAction]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
InteractibleAction.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[InteractibleAction.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
Unityに戻ります。
前回と同じようにビルドしHoloLensデバイスに展開します。
実行し、宇宙飛行士の胸の真ん中をタップするとホログラム表示され、視線についてくるようになります。
以上が5章 Billboadingと6章 Tag-Alongでした。これで210のチュートリアルは終了です。
次回はHoloToolkitのツールを使用していきます。
お楽しみに!
Azure Content Delivery NetworkでWeb apps を活用する
今回は、Azureから提供されているCDNサービス「Azure CDN」のエンドポイントを「Web apps」にて利用する方法についてご紹介いたします。
概要
Azure Content Delivery Network(Azure CDN)は、世界中に点在するエッジサーバ(キャッシュサーバ)によりコンテンツにアクセスした地域から一番近いエッジサーバから低レイテンシーで静的・動的コンテンツを配信することができるサービスです。
また、DDoS対策の機能もあり、サイトのセキュリティ向上を図ることができます。
価格レベルが3種類あり、「Standard Akamai」、「Standard Verizon」、「Premium Verizon」の中から選択するようになっています。
それぞれの内容・料金を下記に記載いたします。
価格レベルの違い
Standard Akamai | Standard Verizon | Premium Verizon | |
CDNエンドポイントのSSL | ◯ | ◯ | ◯ |
コンテンツ | コンテンツの消去のみ | コンテンツの消去/読み込み | コンテンツの消去/読み込み |
圧縮 | ◯ | ◯ | ◯ |
クエリ文字列のキャッシュ | ◯ | ◯ | ◯ |
Geoフィルタリング | ◯ | ◯ | ◯ |
HTTP/2サポート | ◯ | ☓ | ☓ |
コア分析 | ☓ | ◯ | ◯ |
トークンの認証 | ☓ | ☓ | ◯ |
パフォーマンス分析 | ☓ | ☓ | ◯ |
リアルタイム分析 | ☓ | ☓ | ◯ |
モバイルデバイス規制 | ☓ | ☓ | ◯ |
カスタムルールエンジン | ☓ | ☓ | ◯ |
キャッシュ/ヘッダー設定 | ☓ | ☓ | ◯ |
URLリダイレクト/書き換え | ☓ | ☓ | ◯ |
※2016/11/15時点
Web appsの利用
それでは実際にWeb appsをエンドポイントとして利用できるようにしてみましょう!
Web apps は、「【Azure】App Service 5分でできるWeb Apps~デプロイ編~」で作成したもので試します。
サービスからCDNを選択、情報を記載します。
デプロイが終わりましたら、Azure CDN にWeb apps の情報を記載します。
Web appsを指定するため今回は、「配信元の種類」のプルダウンからWebアプリを選択します。
記載が終わりましたら「配信元のホスト名」をクリックします。
画面が表示できたら成功です!
料金
Standard Akamai | Standard Verizon | Premium Verizon | |
最初10TB/月 | $0.138/GB | $0.138/GB | $0.250/GB |
10~50TB | $0.130/GB | $0.130/GB | $0.220/GB |
50~150TB | $0.120/GB | $0.120/GB | $0.190/GB |
150~500TB | $0.100/GB | $0.100/GB | $0.160/GB |
500~1024TB | $0.80/GB | $0.80/GB | $0.140/GB |
1024~5120TB | $0.70/GB | $0.70/GB | $0.120/GB |
5120TB~ | お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ |
※2016/11/15時点
おまけ
Geoフィルタ
Geoフィルタは、国単位でアクセスを許可・拒否を指定することができる機能です。
Azure CDNは上記の通りDDoS保護に対応しておりますが、そもそもアクセスから遮断することにより、安全に配信することができます。
キャッシュの種類
キャッシュは、「クエリ文字列を無視」、「クエリ文字列に対するキャッシュをバイパス」、「一意のURLをすべてキャッシュ」の3項目から選択することができます。
リアルタイム分析
リアルタイム分析は、Premiumのみ対応となっており、概要項目の「管理」をクリックすると分析結果の画面となります。
また、リアルタイム分析は以下の項目をそれぞれ取得することができます。
HTTP/HTTPS取得可能項目
「帯域」、「転送量」
HTTPのみ取得可能項目
「ステータスコード」、「キャッシュステータス」、「キャッシュヒット率」、「CNAME」
その他取得可能項目
「IPv4/IPv6」
いかがでしたでしょうか?
本記事は以上となります。
ありがとうございました。
HoloLens vuforiaで認識したマーカーにユニティちゃんを表示させる
こんにちは。ナレコム繁松です。
Qiita AdventCalendar25日目最後の記事です。
プログラミング経験半年と、初心者の私が初心者目線でHoloLens開発までを書いていきました。
なれないことも多く大変なこともありましたが、1人AdventCalendar完走できました!
今後もこちらのナレコムAzureレシピの方でHoloLensの開発の記事や訂正、まとめ等、更新は続けていきます。
よろしくお願いします。
第25回はvuforiaのマーカーをUnity上で実行したものを、HoloLensデバイスを使用して実行するための設定について書いていきます。
設定後、認識したマーカー上にユニティちゃんを表示します。
vuforiaを初めて使用する人は前回の記事から初めて下さい。
vuforiaをHoloLensで使用する設定
ではまずUnity上でvuforiaの実行が完了したものを開きます。
[AR Camera]をクリックし[Inspector]にある[Vuforia Behaviour]内の[Open Vuforia configuration]をクリックします。
1. Eyewear Type を[Optical See-Through]に設定します。
2. 1を設定するとSee Through Configが表示されるので[HoloLens]に設定します。
3. Load testsamples Database にチェックをいれます。
4. 3を設定するとActiveが表示されるのでチェックを入れます。
[Create]内にある[Camera]を選択し配置します。
配置された[Camera]を右クリックし[Rename]で[HoloLensCamera]に変更します。
[HoloLensCamera]をクリックし[Inspector]の設定を変更していきます。
1. Tagを[MainCamera]に変更します。
2. Clear Flagsを[Solid Color]に変更します。
3. Backgroundをクリックします。
4. Colorが表示されるので[R 0][G 0][B 0][A 0]に変更します。
5. Nearを[0.01]に変更します。
6. Depthを[-1]に変更します。
[ARCamera]をクリックします。
[HoloLensCamera]をドラッグアンドドロップで[Inspector]内の[Central Anchor Point]に配置します。
以上で設定が完了しました。
VRマーカーにユニティちゃんを表示させる
まずユニティちゃんをダウンロード(クリックでダウンロード開始)します。
[File]内の[Open Scene]をクリックします。
ダウンロードした[UnityChan_1_2.unitypackage]を選択し、開くをクリックします。
[Assets]内に[UnityChan]のフォルダが作成されるので、ドラッグアンドドロップで[Editor]内に移動します。
[ImageTarget]内にある[Cube]を削除します。
[Assets]→[Editor]→[UnityChan]→[Models]内にある[unitychan]をドラッグアンドドロップで[Imagetarget]に配置します。
配置された[unitychan]をクリックすると[Inspector]が表示されます。
[Position] [X 0][Y 0.3][Z 0]に変更します。
[Scale] [X 0.2][Y 0.2][Z 0.2]に変更します。
[File]から[BuildSettings]を開きます。
[Build]をクリックします。
フォルダーは[App]を選択します。
[App]がない場合は新しいフォルダを作成してください。
Build完了後、作成したUnityのフォルダが表示されるので[App]に移動します。
[App]のフォルダにある、拡張子が[.sln]のものを開きVisual Studioを起動します。
- USBを使用し実行する場合
まず、PCとHoloLensデバイスをUSBで接続する必要があります。
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [Device]を選択します。
4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
- Wi-Fiを使用し実行する場合
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [リモートコンピューター]を選択します。
4. [アドレス]にHoloLensのIPアドレスを入力し、[認証モード]を[ユニバーサル]に設定し、[選択]をクリックでHoloLensと接続します。
5. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
- Emulatorを使用し実行する場合
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [HoloLens Emulator]を選択します。
4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
実行画面です。
ARでHoloLensのカメラを使用しているのでキャプチャの撮影が出来なかったので、レンズ越しから写真を撮影しました。
以上がARマーカーでHoloLensデバイス上からユニティちゃんを表示させるでした。
次回をお楽しみに!
HoloLens 公式チュートリアル Holograms 210 Gaze 3章 4章
こんにちは。ナレコム繁松です。
今日は12月24日クリスマス・イブですね、みなさんどうお過ごしですか?
私は、熊本のメンバーと一緒にNAOをプログラミングして疑似彼女を作る予定です!笑
楽しいクリスマス・イブになりそうです!
第24回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 210 Gaze 3章ターゲティングと4章インジケータを進めていきたいと思います。
前回の続きからになるのでHolograms 210 Gaze 1章 Unityセットアップから初めて下さい。
Holograms 210 Gaze 3章 ターゲティング
まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-210]→[Input]→[Scripts]にある[GazeStabilizer]をドラッグアンドドロップで[Manager]に配置します。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-210]→[Input]→[Scripts]にある[GazeManager]をダブルクリックで開きます。
Visual Studioが起動します。
GazeManager.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[GazeManager.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
以上で、視線を安定させホログラムをターゲットにするのが簡単になります。
Holograms 210 Gaze 4章 インジケータ
Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
[Assets]→[HoloToolkit-Gaze-210]→[Utilities]→[Scripts]にある[DirectionIndicator]をドラッグアンドドロップで[AstroMan]の下にある[DirectionIndicator]に配置します。
[AstroMan]の下にある[DirectionIndicator]をクリックします。
[Hierarchy]にある[Cursor]を[Inspector]内の[Cursor]に、[Assets]→[Holograms]にある[DirectionIndicator]を[Inspector]内の[Direction Indicator]に配置します。
前回と同じようにビルドしHoloLensデバイスに展開します。
実行画面です。
本当は青い三角の矢印が宇宙飛行士のいる方向に出ているのですが、キャプチャを撮ると消えてしまうので矢印はイメージです。
以上が公式チュートリアル Holograms 210 Gaze 3章ターゲティングと4章インジケータでした。
次回はAdvent Calendar最終日なので25日間の振り返りと感想、これからのことなどを書きたいと思います。
お楽しみに!