API Appsの概念について

今回は現地時間3月24日に発表された「Azure App Service」の構成要素の一つである、
API Appsについてご紹介致します。

※「Azure App Service」についてはこちらの記事も参照ください。

※API Appsは現在プレビュー版で提供されています。

API Appsって何?

API Apps は、REST ベースの Web APIを簡単に作成や管理する機能を提供致します。
また、Azureの他のサービス及びFacebook等のSaaSとの連携が可能になります。

API Appsの特徴は?

1.作成したAPIをSDK を使用して、C#、Java、Javascript などのさまざまな言語で API のクライアントコードを生成することができるので、簡単に様々なデバイスに配布することが可能になります。

2.APIを利用する上でインフラの管理、運用が不要になります。またAPI運用に必要な認証等の機能が提供されます。

3.既存の API をそのまま使用できます。API Appsのすべての機能を既存の API のコードを変更する必要はありません。
APIにはASP.NET、Java、PHP、Node.js、Pythonを使用することができます。

他のクラウドサービスとの比較は?

他のクラウドサービスで提供されているAPIの作成、管理ができるサービスと比べて、API Appsの特徴といえるところは、SalesForce、Office 365、Twitter、Facebook、Dropbox などの操作のために記述するコードFacebook等他のSaaSサービスとの接続が可能になる点だと思われます。

現時点で提供されている対象サービスは以下から確認可能です。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/app-service-logic-connectors-list/

API Appsの料金は?

Azure App Serviceとして価格が定義されており、FREEプランや、BASIC、STANDARDなどに別れており、それぞれのプランでAPI Apps を含めた4つのサービスを利用できる形態のようです。

各プランで制限が設けられておりますので、詳細は以下の公式ページの料金ページをご確認お願い致します。
http://azure.microsoft.com/en-us/pricing/details/app-service/

API Appsに関する情報

・Azure 公式サイト
http://azure.microsoft.com/ja-jp/services/app-service/api/

いかがでしたでしょうか?
別の機会にAzure App Serviceの他の構成要素のサービスも紹介したいと思います。

次回もお楽しみに!!

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