渡邊 です。
『 Azure Data Explorer 』がGA(一般利用可能)になりました。
General Availability: Azure Data Explorer
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-azure-data-explorer/
今回は下記ドキュメントに従って、Azure Data Explorer クラスターとデータベースを作成してみます。
クイック スタート: Azure Data Explorer クラスターとデータベースを作成する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/data-explorer/create-cluster-database-portal
リソースグループを作成する
まずは、リソースグループを作成します。
ここでは詳細を割愛します。
クラスターを作成する
『 Azure Data Explorer 』のクラスターを作成します。
『リソースの作成』から『分析』→『 Azure Data Explorer 』を選択します。
検索ボックスに「 Azure Data Explorer 」などのキーワードで検索することも出来ます。
下図のように必要項目を入力します。東日本リージョンも選択可能です。
『 Compute specifications 』の欄をクリックすると、コンピューティングの仕様の選択肢が表示されます。
2019年2月8日現在、東日本リージョンでは一部がサポートされていません。
ここでは『 D11_v2 』を選択します。
『Review + create』ボタンを押下します。
『Create』ボタンを押下します。
デプロイが開始されます。完了まで待ちます。
ここではデプロイが11分22秒で完了しました。
『リソースに移動』ボタンを押下すると、『 Azure Data Explorer 』の画面に遷移します。
データベースを作成する
『 Azure Data Explorer 』のデータベースを作成します。
『 Azure Data Explorer 』の概要画面で『Create database』ボタンを押下します。
ここではデータベース名のみ入力し、あとはデフォルトのままとします。
『Create』ボタンを押下するとデータベースが作成されます。
データベースで基本コマンドを実行する
『 Azure Data Explorer 』のデータベースで基本コマンドを実行します。
『 Azure Data Explorer 』の概要画面で『Query』を選択します。
クエリ画面が開きます。
コマンド『.show databases』を入力し、『Run』ボタンを押下します。
先程作成したデータベースが結果に表示されます。
コマンド『.show tables』を入力し、『Run』ボタンを押下すると、
テーブルは未作成なので結果は空欄になります。
クラスターを停止する
『 Azure Data Explorer 』のクラスターを停止します。
『 Azure Data Explorer 』の概要画面で『Stop』をクリックします。
クラスターの停止処理が開始され、Statusが『Stopping』に変わります。
クラスターの停止処理が完了すると、Statusが『Stopped』に変わります。
停止処理の時間を計測したところ、5分未満でした。
クラスターを削除する
『 Azure Data Explorer 』のクラスターを削除します。
『 Azure Data Explorer 』の概要画面で『Delete』をクリックします。
削除するかどうかの確認を経て、クラスターの削除が実行されます。
おわりに
以上、Azure Data Explorer クラスターとデータベースを作成してみました。
価格や処理性能、他のAzureサービスとの連携、『 Azure Databricks 』との違いなどについて調べていこうと考えております。
最後までご覧頂きありがとうございました。
参考リンク
General Availability: Azure Data Explorer
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-azure-data-explorer/
Azure Data Explorer
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/data-explorer/
Azure データ エクスプローラーのドキュメント
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/data-explorer/