今回はAzure StorSimpleについてご紹介したいと思います。
クラウドという言葉もだいぶ一般的になってきました。
最近ではクラウドファーストなんて言葉もできるくらい浸透しています。
そんな中、本格的なクラウド利用はまだでも重要なデータだけは、大容量、即時性があるクラウド環境にバックアップしようなんていう声もあります。
そんな時に使えるのがiSCSIストレージ「Microsoft Azure StorSimpleです。
Azure StorSimpleとは
Azure StorSimple はAzure環境と連携できるiSCSIストレージです。
サーバールームや自社データセンター内のStorSimpleがMicrosoft Azureとの間でデータを自動的にやり取りし、高度なストレージ運用を手軽に実現できるのが特徴です。
StorSimple筐体内にSSDとHDDを持ち、Microsoft Azureストレージの領域も併せて管理及び利用可能です。
データのアクセス頻度などによって、保存領域を使い分けることが可能なので自由度が高いです。
また自動バックアップ機能があるので自前でバックアップ機能を拡張する必要がなく、バックアップデータはクラウド環境に配置することでDR対策をとることも可能です。
2015年7月現在では、StorSimple 8000 シリーズが主な型番となります。
StorSimple 8000 シリーズの主な特徴は以下になります。
■パフォーマンスおよびスケーラビリティ:
SSDおよびHDDの大規模なオンプレミス容量を備えた高度にスケーラブルなハイブリッドクラウドストレージ
■データ モビリティ:
StorSimple Virtual Appliance経由でのMicrosoft Azure上のエンタープライズ データへのアクセス
■統合された管理:
地理的に分散した物理アレイと仮想アプライアンス、データ保護ポリシー、およびデータ モビリティを管理するためのAzureポータル
【参考URL】
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/products/storsimple/explore.aspx
こちらの記事も参考になります。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/activesp/14/031300046/
StorSimpleの料金
気になるStorSimpleの料金はというと・・・
なんとHPに記載ありません。(パートナー経由の場合記載ある企業様もあります。)
購入の場合には、マイクロソフトエンタープライズ契約が必要になります。
詳細な購入方法についてはMicrosoft アカウント チームに問い合わせもしくは、storagesales@microsoft.comに連絡する必要があるのでご注意!
次回もお楽しみに!!