今回は、先日のAzure Igniteにて発表のあったあのサービスについて、ちょこっと概要を紹介したいと思います。
そのサービスとは、Azure AvailabilityZone(AZ)です。AZといえば、AWS環境で冗長構成を組む際に利用するサービスだと思います。今回、そのAZの仕組をAzureでも利用ができるようになりました。
Availability Zoneとは
Availability Zone通称AZとは、データセンターがまとまっている地域(リージョン)の中に複数のデータセンターが配置されていることを言います。
これにより、データセンター規模で障害が発生した際にも、別のデータセンターが稼働しているためサービスの停止が起こらない仕組みを構築することができます。
使えるサービス
現在プレビュー版ということもあり、AZが利用できるサービスが限られております。
現在利用できるサービスは、以下になります。
※VMについては、ファミリーにおいても限定されております。
●VirtualMachine(VM)<Linux,Windows>
※利用可能ファミリー
・Av2
・Dv2
・DSv2
●Virtual Machine Scale Sets
●Managed Disks
●Load Balancer
今後のアップデートで、さらに増えてほしいところですね。
現在利用できるリージョン
前述のサービス同様、プレビュー版のため、利用できるリージョンは大幅に限られております。以下が、現状プレビューで利用できるリージョンになります。
・米国東部 2
・西ヨーロッパ
まとめ
いかがだったでしょうか。今回のこのアップデートで、Azureの可用性がさらにパワーアップするのではないでしょうか。こちらまだプレビュー版となっておりますので、詳細が判明したら、現状のGIOレプリケーションとの違いなどを掘り下げてみたいと思います。
今回は、以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考URL:
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/availability-zones/az-overview