3分で分かる独自ドメイン&SSLでのAzure CDN 利用法

今回は、Azure CDNの詳細設定について紹介します。

詳細設定画面

前回の記事で設定したAzure CDNですが、ポータル画面から詳細な設定が可能です。
CDNを独自ドメインで配信したい場合やSSLプロトコルを使ってセキュアに配信したい場合はこの画面から設定を行う必要があります。

ポータルの該当CDN名をクリックすると下記のページが表示されます。
CDN-01

項目の説明は下記の通りです。

CDNエンドポイント
…配信しているURLです。

エンドポイントの状態
…有効になっているときは配信が行われています。

プロトコル有効
…配信で有効になっているプロトコルを表示します。

クエリ文字列の状態
…URLに任意の情報を記述する時に有効化します。
特にタイムスタンプを付ける場合は有効にする必要があります。

ドメイン
…独自ドメインを設定している場合はこちらに表示されます。

詳細設定を行う

詳細設定は、画面下部のポータルから実行します。
CDN-02

①エンドポイントの無効化
このアイコンをクリックすると、配信が停止されます。
しかし、デフォルトで7日間のキャッシュが残るため、即時に表示がされなくなるわけではありません。
CDN-03

②HTTPSの有効化
このアイコンをクリックすると、下記の様に「プロトコル有効」の欄にHTTPSが追加され、HTTPSでの配信も行われます。
※初めて配信を開始した時と同様にHTTPSでの配信開始には時間がかかります。
CDN-04

③クエリ文字列の有効化
このアイコンをクリックすることでクエリ文字列を付与した際の設定が反映されます。
CDN-05

④ドメインの管理
このアイコンをクリックすると、下記の様に独自ドメインを設定することが出来ます。
なお、独自ドメイン元でCNAMEレコードを作成する必要があります。

以上が、Azureの管理ポータルからできる詳細設定となります。

前回の設定記事と合わせて、簡単にCDNを使って配信ができるので、是非利用してみてください!

次回もお楽しみに!

この記事を書いた人

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