今回も、先日のAzure Igniteにて発表のあったあのクラウドっぽくないサービスについて、ちょこっと概要を紹介したいと思います。
そのサービスとは、Azure DataBoxです。Azure DataBoxは、非常に既視感のあるサービスとなっています。それは、AWSが提供しているSnowballと同じく、オンプレミスの環境からクラウドに移行する際に、利用できるサービスです。移行時に、心配になるのが転送にかかる時間、ネットワークの可用性、コストなどがあげられるかと思いますが、Data Boxはその問題を解決することができます。
■利用開始方法
Azure ポータルから利用をすることができます。
現状は、プレビューのためプレビュー申請が必要です。
しかし、現状、米国のみでのプレビューになるため、日本ではまだ利用ができません。
■利用イメージについて
本体はこんな感じです。
実際に利用をしているイメージ動画があったので、こちらを共有させていただきます。
■利用可能容量
現在わかっているのは、100TB分が利用できるようです。
いかがだったでしょうか。今回は、まだプレビュー版でまだまだ詳細情報がなくほんとに概要をちょこっとご紹介しましたが、このことによりこれまでオンプレミスでWindowsサーバを利用していて、クラウド検討をしていたが、移行データが膨大すぎて…という風に考えていた利用者AWSとAzureのクラウド2強の状態は、これからもさらに加速しそうですね。
今回は、以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。