【AzureML】モデルカタログからDatabricksのDollyを使ってみる

はじめに

Microsoft Build 2023の発表で、AzureMLのアップデートがいくつか入りました。今回はHugging Faceに登録されているモデルをエンドポイントへデプロイできる『モデルカタログ』という機能を触ってみます。

デプロイするモデルはDatabricksのDollyを使ってみます。

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Databricks Dolly

Dollyは、Databricksの大規模な言語モデルです。今回はその中でも「dolly-v2-12b」というモデルを使ってみます。

まずは「デプロイ」ボタンから「リアルタイム エンドポイント」を選択します。

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デプロイ時の詳細を設定します。
仮想マシンは「Standard_E16s_v3」を使用しました。ほかの設定も行ったら、「デプロイ」をクリックします。

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約15分後、デプロイが終わるとこのような画面になります。

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「使用」タブに移り、Pythonコードをコピペすれば推論を行えます。

dolly.png

そのコードはこちらです。

APIキーと “input_data”の”input_string” にテキストを入力したら、実行してみます。
結果はこちらです。

お疲れさまでした。

現状、日本語での出力はうまくいかないようです。
AzureML上で『微調整』(ファインチューニング?)からトレーニングデータを入れるところがあるので、日本語テキストで学習させてみたいですね。

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