こんにちは。ナレコム繁松です。
HoloLensを経験したことがある人は視野角の狭さが気になったかと思いますが、視野角が狭い理由は解像度を重視していることが原因のようです。
参考記事
第14回はMicrosoft公式にあるチュートリアル6 Spatial mappingを日本語でよりわかりやすく解説していきます。
前回の続きからになるのでチュートリアル1から初めて下さい。
チュートリアル6 Spatial mapping
チュートリアル6 Spatial mappingでは空間マッピングを行い、現実世界にOrigamiを配置し、動かしていきます。
まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。
[Holograms]を開き、[Spatial Mapping]を[Origami]に追加します。
[Spatial Mapping]をクリックし、[Inspector]の[Spatial Mapping]を確認していきます。
[Draw Material]を[Wireframe]に変更し、[Draw Visual Meshe]にチェックを入れます。
[File]から[BuildSettings]を開きます。
[Build]をクリックします。
フォルダーは[App]を選択します。
ここまでで[Origami.sln]を実行すると、ワイヤーフレームメッシュを現実世界に展開することができます。
では続きを行います。
[Scripts]を右クリックし、[Create]の[C# Script]を追加します。
名前を[TapToPlaceParent]に変更します。
[TapToPlaceParent]を[Stage]に追加します。
[Stage]をクリックし、[TapToPlaceParent]が追加されていること確認します。
[TapToPlaceParent]をダブルクリックで開きます。
TapToPlaceParent.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。
↓
↓ダウンロードした[TapToPlaceParent.cs]を貼り付けます。
↓
すべて保存をクリックし、保存します。
[File]から[BuildSettings]を開きます。
[Build]をクリックします。
フォルダーは[App]を選択します。
Build完了後、[Origami]のフォルダが表示されるので[App]に移動します。
[App]のフォルダにある、[Origami.sln]を開きVisual Studioを起動します。
- USBを使用し実行する場合
まず、PCとHoloLensデバイスをUSBで接続する必要があります。
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [Device]を選択します。
4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
- Wi-Fiを使用し実行する場合
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [リモートコンピューター]を選択します。
4. [アドレス]にHoloLensのIPアドレスを入力し、[認証モード]を[ユニバーサル]に設定し、[選択]をクリックでHoloLensと接続します。
5. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
- Emulatorを使用し実行する場合
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [HoloLens Emulator]を選択します。
4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。
実行すると、タップでOrigamiの位置を変更することができます。
以上がチュートリアル6 Spatial mappingでした。
次回はチュートリアル7 Holographic funを進めていきます。
お楽しみに!