今回はAzure Content Delivery Networkについてご紹介します。
Azure Content Delivery Networkは呼んで字のごとく、Azureが提供するContent Delivery Networkサービスです。
そもそもContent Delivery Network(以下CDN)とは、ファイルサイズの大きい画像や動画をネットワークを通して配信するためのものです。
ECサイト等のBtoC向けサービスはこういった画像を取り扱うことが多いと思います。
しかし、こういった多くの画像を取り扱うと一つ一つのコンテンツの読み込みが遅くなったり、表示されなくなったりしてしまいます。
また、普段は問題なく表示されていたとしてもアクセス過多でレスポンスが遅くなったり、グローバル展開するサイトでいえばどうしても物理的な距離があるため同様にレスポンスが低下します。
このような場合に便利なのがCDNなわけですね。
では視野を広げて、CDNサービスにはどんなものがあるか見て行きましょう。
・Azure Content Delivery Network
今回ご紹介するMicrosoftAzureのCDNサービスです。
Azureにはインフラ知識がない方でもwebサイトが簡単に作成できる、PaaS型サービスAzure Websiteがあり、これと組み合わせて利用します。
詳細は後ほど。
・Akamai
Akamai社はアメリカ合衆国の企業でその特徴は、世界随一とも言われる高速ネットワークを有していて、サーバは72か国に84,000台以上設置されています。
独自の技術によって、Akamai社は国内外でCDN最大手企業としての地位を不動のものとしています。
・Amazon CloudFront
Amazon Web Servicesが提供するCDNサービスです。他社のCDNと比較して圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。
またCDNサービスだけではなく、Amazon Web Servicesのそれ以外のサービス(仮想サーバやストレージ、データ解析基盤など)と連携させることで高い付加価値を生み出します。
いかがでしたでしょうか?
次回は実際にAzureCDNができることについて見ていきましょう。
次回もお楽しみに!!