「金融機関アクセラレータ参加ベンチャーと学ぶAI」と題しまして弊社主催の勉強会を行いました!

■はじめに

こんにちは、さとうなをきです。
5月16日に弊社主催で行われた「金融機関アクセラレータ参加ベンチャーと学ぶAI」と題しまして弊社主催で勉強会を行いましたので、そのレポートをご報告いたします!

実施日時 2017年5月16日
場所 東京都中央区日本橋兜町9-1

■セミナーの概要

本勉強会はAIやBlock chainなどフィンテックやその他の先端技術によりイノベーションを目指す、最先端のアクセラレータ企業が集う勉強会です
第1回はFintechアクセラレータプログラム第1期参加企業の4社にMUFG Digitalアクセラレータの4社による、自社のビジョンやテクノロジーを語っていただきました。

■当日のアジェンダ

・19:00 – 開始のご挨拶

・19:10 – 参加各社によるLT(12分×4社)
自然言語処理で金融情報を解析するゼノデータラボ
-xenodata lab. CTO 宮代 大輔様-

トレードにディープラーニングで挑むアルパカ
-Alpaca 北山 朝也様-

クラウド×AIで機械学習の民主化を目指すナレコムAI
-ナレッジコミュニケーション 小泉 裕二-

400万ダウンロードの家計簿アプリおカネレコ / CTO募集中のスマートアイデア
-スマートアイデア 江尻 尚平様-

・20:00 – 質疑応答

・20:30 – 懇親会

■セッション概要

最初はxenodata lab.社のCTO 宮代 大輔様が登壇。
自社の開発環境について語ってくれました。
・開発環境にDockerを使用
・Google Cloud Platformを利用
Dockerを利用することで環境差異をなくしてなるべく無駄をなくしているそうです。
自動化できるとこは自動化している。と仰っていたのが印象的でした。


続けてAlpaca社の北山 朝也様が登壇。
金融時系列特化型のディープラーニングの開発を行っているそうです。
これは予測の分野でAIを利用しているとのこと。
また、AIは過去データが少ない事象を想定することは難しく苦手としているとも語ってくれました。
そしてAlpaca社も開発環境について少しお話いただけたのですが、xenodata lab.さんと同じくDockerを使っていて、インフラ面ではGPUが必要なため昔からAzureを使っているそうです。

弊社小泉は「クラウド×AIで機械学習の民主化を目指すナレコムAI」をテーマに登壇。
これまで、データサイエンティストの方々にモデル作成の依頼をしていた部分を業務担当者が作業できればもっと簡単にデータ活用ができるのではないか。という思想をもとに開発を行ったナレコムAIを紹介。

最後にスマートアイデア社の江尻 尚平様が登壇
最近「おカネレコ for au スマートパス」のサービスも開始された、家計簿アプリおカネレコ。なんとダウンロードが400万を突破したそうです。
そんなスマートアイデア社。ベトナムに開発拠点を持ち、おカネレコの開発もそこで行っていたそうです。
開発期間も3ヶ月ととてもスピード感を持って作業ができているとのことでした。

その後は懇親会を行い、登壇者やセミナーに参加した人たちと交流を深めました。
様々な年代の人とお話することができ知見を広めることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
弊社主催の勉強会は初めてでしたが、今後第2回、第3回と続けていきたいです。
開催の際にはFacebook等で告知を行いたいと思いますので、皆様のご参加お待ちしております。

また、ナレッジコミュニケーションではAIに興味のあるエンジニアを募集中です。
興味のある方はお気軽にお声がけください。

次回もお楽しみに!

この記事を書いた人

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