ナレコム杉本です。HoloLensアドベントカレンダー19日目の記事です。
今回は、スマートフォンからHoloLensのIPDを変更するアプリケーションを作っていきます。
この記事はIPDをアプリ内からREST APIで変更を参考にしています。
開発環境
開発環境は、以下の通りです。
■ Windows 10 Home
■ Visual Studio 2017 (15.4.4)
■ Unity 2017.1.2f
Unity
1. [IpdChanger.cs]を作成し、こちらのコードをコピー&ペーストしてください。
2. [Canvas]を作成し、TextUIの[Check_Text][IPD_Text]、SliderUIの[Slider]を作成してください。
3. [Slider]オブジェクトの子要素の[Background][Handle]のSouceImageをNoneに設定し、[Handle]のColorを任意の色に変更してください。
4. 空の[Function]オブジェクトを作成し、[IpdChanger.cs]をドラッグ&ドロップしてください。
5. [Check_Text][IPD_Text][Slider]を[Function]に設定されている[IpdChanger.cs]にドラッグ&ドロップしてください。
6. [Function]オブジェクトに設定されている[IpdChanger.cs]の[url]HoloLensのIPアドレス、[usr]デバイスポータルのユーザー名、[pass]デバイスポータルのパスワードをそれぞれ設定してください。
7. [Slider]のOnValueChangedに[Function]をドラッグ&ドロップし、プルダウンメニューから[IpdChanger.cs]->[OnIpdChanged]を選択してください。
ビルド
iosのビルドを行います。
① [AddOpenScene]をクリックしSceneを追加します。
② [PlayerSetting]をクリックし[inspector]でビルドの設定をおこないます。
③ [OtherSetting]->[Identification]->[BundleIdentifier]のProductNameを任意の名前に変更します。
④ [Build]をクリックしたらビルド完了です。
コチラが実行動画になります。
以上です。