HoloLens ホログラムにアクションを付ける Holographic fun

こんにちは。ナレコム繁松です。

好きなキャラクターをホログラムで表示し、一緒に暮らすことが出来る[Gatebox]が予約販売を開始したみたいですね。
価格はHoloLensと同額ほどと高額ですが、キャラクターとコミュニケーションをとることはもちろん、天気予報を教えてくれたり、家電の電源を入れるなど、生活のサポートもしてもらえるようですね。
参考記事

第15回はMicrosoft公式にあるチュートリアル7 Holographic funを日本語でよりわかりやすく解説していきます。
前回の続きからになるのでチュートリアル1から初めて下さい。

チュートリアル7 Holographic fun

チュートリアル7 Holographic funではホログラムがターゲットに触れた際のアクションを起こしていきます。

まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。


[Holograms]を開き、[Underworld]を[OrigamiCollection]に追加します。


[Scripts]を右クリックし、[Create]の[C# Script]を追加します。


名前を[HitTarget]に変更します。


[HitTarget]を[Target]に追加します。


[Target]をクリックし、[HitTarget]が追加されていること確認します。


[HitTarget]をダブルクリックで開きます。

HitTarget.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。



↓ダウンロードした[HitTarget.cs]を貼り付けます。


すべて保存をクリックし、保存します。

Unityに戻ります。[Target]をクリックし、[Inspector]内の[Hit Target]を変更していきます。


[Underworld]を[Underworld]に変更し、[Object To Hide]を[Stage]に変更します。


[File]から[BuildSettings]を開きます。


[Build]をクリックします。


フォルダーは[App]を選択します。


Build完了後、[Origami]のフォルダが表示されるので[App]に移動します。
[App]のフォルダにある、[Origami.sln]を開きVisual Studioを起動します。

  • USBを使用し実行する場合


まず、PCとHoloLensデバイスをUSBで接続する必要があります。
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [Device]を選択します。


4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。

  • Wi-Fiを使用し実行する場合


Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [リモートコンピューター]を選択します。


4. [アドレス]にHoloLensのIPアドレスを入力し、[認証モード]を[ユニバーサル]に設定し、[選択]をクリックでHoloLensと接続します。


5. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。

  • Emulatorを使用し実行する場合


Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [HoloLens Emulator]を選択します。


4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。

実行すると、タップで玉が落ちたときにターゲット(青いファン)に当たると、爆発がおこりOrigami Collectionが消え、アンダーワールドが姿を表します。

以上がチュートリアル7 Holographic funでした。
次回はHolotoolkitのパッケージ化、実行方法を進めていきます。
お楽しみに!

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