Azure Container Serviceについてザクっと調べてみました

今回はAzure container service(ACS)についてザクっと調べてみました。
まだ、プレビューが先日公開されたばかりのサービスのため、情報量もまだ少ないので、とりあえず分かる範囲でACSについてまとめてみました。

概要

Azure container service(ACS)は、コンテナアプリケーションを実行するために事前に設定されている仮想マシンのクラスタの作成、構成、および管理簡単にすることが出来るようです。
ACSでは、Dockerを活用しています。これらのアプリケーションは、コンテナをスケーリングするためにMarathon、Chronos、Apache MesosまたはDocker Swarmのサポートをしています。

それぞれの単語について説明します。
・Marathon
Dockerコンテナ内のサービスのためのクラスタ全体の制御システム
クラスタの状態でこの長期に実行されるようなデーモンを実行させる仕組み
・Chronos
クラスタ用のクーロンの仕組み
定期実行するタスクを管理
・Apache Mesos
クラスタリソースマネージャであり、物理マシン(または仮想マシン)を1つのクラスタとして管理し、タスクを処理させたいときに、空いているマシンを探して、そこでリソースを割り当てて実行してくれるような仕組み
・Docker Swarm
コマンドラインで操作ができる、クラスタ管理ツール

ACSができること

◯オープンソースのツールを使って、コンテナのホスティング環境を構築することが出来る
◯アプリケーションのデプロイをオーケストレーションするためにDocker SwarmまたはApache Mesosを利用
※オーケストレーションとは
複雑なコンピュータシステム/ミドルウェア/サービスの配備/設定/管理の自動化を指す用語
◯MarathonとChronosと通信するためのREST APIを使用することが可能

プレビューで使える地域

プレビューですが、全地域で利用が可能となっているようです。

料金

ACS自体に課金は発生しません。ASCはVirtual Machines サービスの標準AシリーズのLinux環境で利用ができるようになっています。

まだ、ざっくりとした説明ばかりでしたが、ACSのサービスについて、少しでもお伝え出来ていれば幸いです。プレビュー解除されたときに新しい情報をお伝えできればと思います。

最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました。
それではまた、次回 

参考URL
https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/container-service-intro/
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/container-service/
https://mesosphere.github.io/marathon/
http://qiita.com/TsuyoshiUshio@github/items/9d8f5b952b635d94ae6f
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3_(%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF)
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/container-service/

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