Azure Machine Learningを使ってみよう08~学習済みモデルを使ったモデルの作成~

Azureにはオンラインで利用できる機械学習Machine Learning(Azure ML)が提供されており、様々なパーツをドラッグ&ドロップするだけで簡単に機械学習を使うことが出来ます。

事前準備

・ Microsoft Azure Machine Learningのアカウント
・ ブラウザ

必要スキル

・ 特になし

1. 前回の続きで以下の画面が表示されている状態です。
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2. 2つの機械学習ロジックで良かった方のTrain Modelの下のコネクタで右クリックすると「Save as Trained Model」が表示されているので選択します。
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3. ここでは新規モデルの作成 または 既存モデルの更新を行うことが出来ます。
今回は新規なのでモデル名に「Cerdit Risk Prediction」を入力します。(名前は任意の名称で構いません)
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4. 左側のアイテムの「Trained Models」を見ると上記で作成した「Cerdit Risk Prediction」が確認できます。
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5. 全体のExperimentsを編集するために複製を保存します。
画面下部のツールバーから「SAVE AS」をクリックし、任意の名前で保存します。
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6. 不要なアイテムを削除して以下の状態にします。
・German Credit Card UCI data
・Metadata Editor
・Score Model
だけが残っている状態です。
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7. 先ほど作成した「Credit Risk Prediction」と「Project Columns」のアイテムを追加します。
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8. 「Project Columns」のプロパティから「Launch column selector」を選択します。
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9. 「Select columns」では以下の様にします。
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10. これで準備は完了です。
「Score Model」の右上を右クリックし「Set as Publish Input」をクリックします。
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11. 右上の部分の表示が変わっていることが確認できます。
次に「Score Model」の下「Set as Publish Output」をクリックします。。
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12. ページ下部ツールバーの右にある「Publish Web Service」をクリックします。
確認画面が表示されるので「Yes」を選択します。
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これで学習済みモデルを外部から利用する環境が整いました。
次回はこの環境を使ってVisual Studioから機械学習を利用してみます。

お楽しみに!

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