HoloLens 公式チュートリアル Holograms 212 Voice 2章

こんにちは。ナレコム前川です。

今回はMicrosoft公式にあるチュートリアル Holograms 212 Voice 2章 Acknowledgement を進めていきたいと思います。

前回からの続きになるのでHolograms 212 Voice 1章から始めてください。

第2章 Acknowledgement

まずUnityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。

[Hierarchy] パネルで [holoComm_screen_mesh] オブジェクトが選択されていることを確認します。

[Inspector] パネルで [Astronaut Watch (Script)] コンポーネントに移動します。
[Project] パネルの [Communicator Prefab] をクリックして、[Inspector] パネルで表示します。

[Microphone Manager (Script)] コンポーネントを確認します。
※このコンポーネントは利用者の音声を録音するものです。
[Keyword Manager (Script)]も確認します。
※これは、「Send Message」 コマンドに応答します。

CommunicatorスクリプトをVisual Stadioで開きます。
Communicator.cs の Start メソッドから以下の2行を削除します。

削除したら、Ctrl + Sもしくは上部ツールバーから上書き保存を行います。

配置とビルド

次に、ビルドと配置を行います。
上部ツールバーから[File] -> [Build Setting] を選択します。

※[Scene Build]の中に[Scenes/ModelExplorer]がない場合は、[Add Open Scenes]をクリックして追加してください。
1. [Windows Store]を選択。
2.[Switch Platform]をクリック。
3.[SDK]を[Universal 10]に変更。
4.[UWP Build Type]を[D3D]に変更。
5.[Unity C# Projects]にチェックを入れる。
6.[Build]をクリック。

Buildクリック後、フォルダが開くので”App”というフォルダを作成します。
作成したら[App]フォルダを選択します。

その後、[App]フォルダを開き、[ModelExplorer Visual Studio Solution]をVisual Stadioで開きます。

1. [Debug] -> [Release]に変更し、[ARM] -> [x86]に変更します。
2. [デバイス]ボタンを[リモート コンピューター]に変更します。

デバイスのIPアドレスを入力し、[認証モード]を[ユニバーサル]に設定します。
メニューで [デバッグ]、[デバッグなしで開始] の順に選択するか、Ctrl + F5で実行します。

アプリを配置したら、ジェスチャーで空中をタップします。
宇宙飛行士の腕時計に視線を送るとカーソルがマイクに変わります。
腕時計に視線を送りながら、「Open Communicator」と発音するとコミュニケーターパネルが開きます。

[Record]ボタンをタップして、宇宙飛行士へ口頭で送るメッセージの録音します。
話し始めて、コミュニケーターに波形のアニメーションが表示されるのを確認します。

左の四角い停止ボタンをタップすると、録音を終了し、波形のアニメーションが表示されなくなります。
右の三角形の再生ボタンをタップすると、録音した内容が再生されます。
「Send Message」と言うとコミュニケーターが閉じ、「Message Received」と宇宙飛行士から応答があればOKです。

アプリを実行した際の動画はこちらです。

第二章はこれで以上です。お疲れ様でした。

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