HoloLens 音声認識での操作 Voice

こんにちは。ナレコム繁松です。

iPhoneに取り付けて使用するVR/MR HMDが販売されるみたいですね。
空間マッピングなども可能みたいです。これは気になります!
参考記事

第12回はMicrosoft公式にあるチュートリアル4 Voiceを日本語でよりわかりやすく解説していきます。
前回の続きからになるのでチュートリアル1から初めて下さい。

チュートリアル4 Voice

チュートリアル4 Voiceでは音声認識機能を追加していきます。

まず、Unityに戻ります。Build Settingsが開いている場合は閉じましょう。


[Scripts]を右クリックし、[Create]の[C# Script]を追加します。


名前を[SpeechManager]に変更します。


[SpeechManager]を[OrigamiCollection]に追加します。


[OrigamiCollection]をクリックし、[Inspector]に[SpeechManager]が追加されていること確認します。


[SpeechManager]をダブルクリックで開きます。

SpeechManager.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。



↓ダウンロードした[SpeechManager.cs]を貼り付けます。


すべて保存をクリックし、保存します。


[SphereCommands]をダブルクリックで開きます。

SphereCommands2.cs
をダウンロードして内容をすべてコピーします。



↓ ダウンロードした[SphereCommands2.cs]をすべて貼り付けます


すべて保存をクリックし、保存します。


[File]から[BuildSettings]を開きます。


[Build]をクリックします。


フォルダーは[App]を選択します。


Build完了後、[Origami]のフォルダが表示されるので[App]に移動します。
[App]のフォルダにある、[Origami.sln]を開きVisual Studioを起動します。

  • USBを使用し実行する場合


まず、PCとHoloLensデバイスをUSBで接続する必要があります。
Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [Device]を選択します。


4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。

  • Wi-Fiを使用し実行する場合


Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [リモートコンピューター]を選択します。


4. [アドレス]にHoloLensのIPアドレスを入力し、[認証モード]を[ユニバーサル]に設定し、[選択]をクリックでHoloLensと接続します。


5. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。

  • Emulatorを使用し実行する場合

※Emulatorの場合はPCのマイクを使用して音声認識での操作が可能です。

Visual Studioが起動したら、
1. [Release]を選択します。
2. [x86]を選択します。
3. [HoloLens Emulator]を選択します。


4. [デバッグ]から、[デバッグなしで開始]を選択します。
もしくは、[Ctrl+F5]で実行します。

実行すると音声認識での操作が可能になります。
上部にある玉に視線を合わせ[Drop sphere]で落とすことができ、
[Reset world]で元に戻すことができます。
※かならネイティブな発音が必要です。私の発音ではほとんど反応しませんでした。。

以上がチュートリアル4 Voiceでした。
次回はチュートリアル5 Spatial soundを進めていきたいと思います。
お楽しみに!

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